ロンドンには8つのロイヤルパーク(王立公園)があります。もともとはイギリス王室付属の狩猟地や自然庭園でしたが、近代に入り一般に開放され、ロンドン市民の憩いの場となっています。
ロンドン中心部には、グリーンパーク(Green Park)、ハイドパーク (Hyde Park) 、ケンジントンガーデンス (Kensington Gardens) 、リージェントパーク (Regent’s Park) 、セント・ジェームスパーク (St James’s Park) の5つがあり、ロンドン西部にブッシ―パーク(Bushy Park)と リッチモンドパーク (Richmond Park) 、 ロンドン南東部にグリニッチパーク (Greenwich Park) があります。
バッキンガム宮殿の隣のグリーンパーク ロンドンシティを望むグリニッチパーク ケンジントンガーデンズ

ロンドン旅行のハイライトに、これらのロイヤルパークで馬に乗ってみませんか!
1)ハイドパーク
隣接するケンジントンガーデンズと合わせて、ロンドン市内で最も有名な公園といえばハイドパーク。広さはハイドパークだけで142ヘクタール(皇居は115ヘクタール)もあります。サーペンタイン池や、日々万人が自説を演説することができるスピーカーズ・コーナーなどを含み、イベントやコンサート会場となることもしばしば。
公園内には約1.5キロのRotten Row(ロットンロー)を始め、複数の馬道が整備されており、エスコート付でのんびりと公園を1周することができます。
18世紀、19世紀の上流階級のロンドン市民が、乗馬を楽しむといえば、ロットンローでの乗馬を指していたほどです。そんなロットンローでロンドンの紳士淑女の雰囲気を楽しんでみませんか。

(Rotten Row and the South Carriage Drive c.1890-1900, photomechanical printより)
ハイドパーク外乗は、往年を偲ばせる小路Mews(ミューズ)からスタートします。Mewsは厩の上に住居がある建物を指します。
アレンジ可能な外乗:1時間プライベート外乗、1時間グループ外乗。
ハイドパーク外乗はMewsからスタート 車列に交じって公園内へ 冬でも青い芝の中を進みます サーペンタイン池の白鳥たち 広々とした所もあります 新緑の中を!
2)リッチモンドパーク
ロイヤル・バレエ・スクール リッチモンドパーク ペンブローク・ロッジ
ロンドン西部にあるこのパークは、ロイヤルパークの中でで最大面積(995ヘクタール)を誇るパークです。1625年に時の王チャールズ1世がロンドンのペスト禍を逃れるためにこの地に宮廷を移したのが始まり。それ以後は王侯貴族の鹿の狩猟場として維持されてきました。8マイル(13キロ)の壁に取り囲まれたこのパークは、イギリス最小の国立公園としても知られています。敷地内には、イギリスの名門バレエ学校ロイヤルバレエスクールが入っているホワイトロッジや、ペンブロークロッジ、ペン・ポンドやアザレア(西洋ツツジ)が見事なイザベラ・プランテーション(植物庭園)などがあります。
リッチモンドパーク外乗は、アセスメントがあるため、初心者は不可です。
ペン・ポンドの周りを馬で 馬道を進む 鹿とも遭遇 都心から30分とは思えない
アレンジ可能な外乗:1時間プライベート外乗、1時間グループ外乗。 隣接するウインブルドンコモンと合わせた2時間の外乗(ウインブルドン側から)。
3)ブッシ―パーク
リッチモンドパークよりさらに西、ハンプトンコートのすぐ上にあるブッシ―パークは、リッチモンドパークに次いで2番目の広さ(445ヘクタール)です。

この施設は駅から徒歩5分で着くことができるので、とても嬉しい。
歩道で騎乗します パークから5分のステーブル 住宅街を抜けてパークへ パークの鹿たち 気持ちの良いパークです 真直ぐに続くマロニエ並木
アレンジ可能な外乗:1時間プライベート外乗、1時間グループ外乗 。ハンプトンコート&テームズ川外乗(上級者限定)もブッシ―パーク内を通ります。
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